• 更新日:2023/07/04

「二十四節気」は、春夏秋冬をさらに分けた、季節の変化を表したものです。

24個それぞれ簡単に見ていきましょう。

ひとことで表すと

二十四節気

季節 名称 日付 季節 名称 日付
立春 2月4日頃 立秋 8月8日頃
雨水 2月19日頃 処暑 8月24日頃
啓蟄 3月6日頃 白露 9月8日頃
春分 3月21日頃 秋分 9月23日頃
清明 4月5日頃 寒露 10月9日頃
穀雨 4月20日頃 霜降 10月23日頃
立夏 5月6日頃 立冬 11月8日頃
小満 5月21日頃 小雪 11月23日頃
芒種 6月6日頃 大雪 12月7日頃
夏至 6月22日頃 冬至 12月22日頃
小暑 7月8日頃 小寒 1月6日頃
大暑 7月24日頃 大寒 1月20日頃

 

詳しい解説

二十四節気
読み方:にじゅうしせっき

1年を太陽の動きに合わせて、24に分け、
それぞれに季節の名称を与えたものです。

旧暦と季節を合わせるために名付けられました。

そのため現在、
私たちが体感する気候や季節感とは合わない時期もあります。

 

 

 

立春

読み方:りっしゅん
日付:2月4日頃

暦の上では、この日から春が始まります。

節分の翌日にあたり、
八十八夜や二百十日などの基準になります。

雨水

読み方:うすい
日付:2月19日頃

雪が解けて水となり、草木の芽が出始める頃という意味です。

啓蟄

読み方:けいちつ
日付:3月5日頃

この日、冬ごもりをしていた地中の虫が、
気候が暖かくなって穴から出るという意味です。

 

春分

読み方:しゅんぶん
日付:3月20日頃

太陽が真東から出て、真西に沈み、
昼と夜の時間が、ほぼ等しくなります。

春のお彼岸の真ん中です。

 

清明

読み方:せいめい
日付:4月4日頃

天地には清らかで明るい空気が満ちて、
萌え出た草木の芽がはっきりしてくる時季です。

穀雨

読み方:こくう
日付:4月20日頃

春の雨がさまざまな穀物をうるおすという意味です。

 

***

 

立夏

読み方:りっか
日付:5月6日頃

暦上では、この日から夏です。

 

小満

読み方:しょうまん
日付:5月21日頃

草木が茂って、天地に満ちるという意味です。

 

芒種

読み方:ぼうしゅ
日付:6月6日頃

イネや麦など、芒(のぎ)がある穀物をまくという意味です。

梅雨に入る頃にあたり、昔、田植えはこの頃に行われました。

 

夏至

読み方:げし
日付:6月22日頃

北半球では、一年中で最も昼が長く、夜が短くなります。

 

小暑

読み方:しょうしょ
日付:7月8日頃

この日から暑さが募ってきます。

 

大暑

読み方:たいしょ
日付:7月24日頃

一年中で最も暑さが厳しい時季です。

***

立秋

読み方:りっしゅう
日付:8月8日頃

暦の上では、この日から秋です。

この日以降の暑さを、残暑 といいます。

 

処暑

読み方:しょしょ
日付:8月24日頃

ようやく暑さがおさまる時季という意味です。

白露

読み方:はくろ
日付:9月8日頃

草木の露も白く見え、秋らしい気配が加わります。

夏から秋へと移り変わる時季です。

秋分

読み方:しゅうぶん
日付:9月23日頃

太陽が真東から出て、真西に沈み、
昼と夜の時間がほぼ等しくなります。

秋のお彼岸の真ん中です。

 

寒露

読み方:かんろ
日付:10月9日頃

草木の露が、ことさら冷たく感じられるようになります。

北国では、初氷が張る頃です。

 

霜降

読み方:そうこう
日付:10月23日頃

朝と夕方の気温が下がり、霜が降り始める時季です。

立冬

読み方:りっとう
日付:11月8日頃

暦の上では、この日から冬です。

 

小雪

読み方:しょうせつ
日付:11月23日頃

寒い風が吹き始め、山地には雪がちらつくようになります。

 

大雪

読み方:たいせつ
日付:12月7日頃

北風が強く吹き、平地にも雪の降る時期です。

 

冬至

読み方:とうじ
日付:12月22日頃

北半球では、一年中で最も昼が短く、夜が長くなります。

 

小寒

読み方:しょうかん
日付:1月6日頃

この日から、寒さが募ってきます。

また小寒から節分までの30日間を、「寒の内」といいます。

 

大寒

読み方:だいかん
日付:1月20日頃

一年で最も寒さが厳しい時季です。

 

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