ビジネスの場で、感謝の気持ちを伝えたいとき、
失礼にならないかな…?
もう少し丁寧なほうが良いのかな…?
と、悩んだことはありませんか?
今回は、いろいろな感謝の言葉について、見ていきましょう。
ひとことで表すと
◯ 心より感謝申し上げます。
*恐れ入ります。恐縮です。
【状況】
・シンプルでわかりやすい表現が◎
・恐れ入ります・恐縮です は、謝罪・依頼の意味でも使えるので注意
詳しい解説
仕事でも使える、いろいろな感謝の言葉を見ていきましょう。
ありがとうございます / 感謝申し上げます
・心より感謝いたします。
・心より感謝申し上げます。
・心より御礼申し上げます。
まずは、基本の「ありがとうございます」。
皆に伝わる、一番わかりやすいシンプルな表現です。
これら以外の言葉で伝えたいときには、
「心より感謝申し上げます」のように、感謝を入れるとよいでしょう。
いっぱい があることで、相手との距離感が近く、親しみのある印象になります。
ありがとうの気持ちが、ストレートに伝わる表現ですね。
〇〇様のお心遣いに、感謝の気持ちでいっぱいです。
恐れ入ります / 恐縮です
・恐縮です。
【意味】
恐れ入る
・自分のいたらなさや、相手への迷惑を申し訳なく思う
・相手への厚意や親切を、心苦しいほどありがたく思う
恐縮
・申し訳なく思い、恐れ入ること
・身も縮こまるほどに恐れ入ること
ほとんど意味は同じですが、恐縮 にすると、フォーマルな印象になります。
どちらも、これさえ使えばOK!という言葉ではありません。
クッション言葉や、前後の内容に応じて、
感謝や謝罪・依頼の言葉として、用いることができます。
慣れるまでは、ニュアンスが難しいかもしれませんが、
使いこなせば、万能なフレーズになるでしょう。
お礼の言葉もございません
・感謝の言葉もございません。
・感謝の念に堪えません。
言葉にできないくらい感謝している、
感謝のあまりに言葉もないという、強い気持ちを表します。
丁寧に対応いただき、感謝の言葉もございません。
ありがとうございます 以外を使いたいときは、
参考にしてみてください。
まとめ
今回は、いろんな感謝の表現について見てきましたが、いかがでしたか?
具体的で、ストレートに感謝の気持ちを伝えると良いですね。
参考文献:広辞苑第6版、明鏡国語辞典