12月は、師走(しわす)というように、
あっという間に過ぎてしまいますよね。
その中で、クリスマス・大晦日・年越し・正月…と
下旬から1月にかけて、イベントが盛りだくさん!
元日と元旦など、似たような言葉がありますが、
意味の違いを説明できますか?
今回は、クリスマスと年末年始のキーワードについて、
学んでいきましょう。
ひとことで表すと
- クリスマスイブ・・12月24日の夜
- クリスマス ・・12月25日
- 元日・・1月1日
- 元旦・・元日の朝
詳しい解説
クリスマスイブ・クリスマスについて
クリスマスイブ (Christmas Eve )
クリスマスの前夜。12月24日の夜。
クリスマス (Christmas / Xmas )
イエス・キリストの誕生を記念する祝祭。12月25日。
日本では、友人や恋人・家族など好きな人とパーティー等を行い、
クリスマスを楽しみますね。
キリスト教信者は、教会で敬虔な祈りを捧げて、家族だけで過ごします。
ちなみに、クリスマスケーキは日本では定番ですが、
アメリカにはありません。
クリスマスの定番料理は、七面鳥の丸焼きです。
大晦日と除夜について
大晦日 (おおみそか)
1年の最終の日。12月31日。
別名:おおつごもり・大年(おおとし)
除夜 (じょや)
大晦日の夜。
すべての正月準備を整え、年越しそばを食べて、除夜の鐘を聞きます。
煩悩を取り除く祈りを込めて、寺で除夜の0時をはさんで108回鳴らす鐘。
元日と元旦の違い
元日 (がんじつ)
1年の最初の日。一月一日。
元旦 (がんたん)
特に、元日の朝。一月一日の意味することある。
年賀状には、一般的に元日と書きます。
ちなみに、“旦”という漢字には、
夜明け・朝という意味があるんですよ。
いつまで正月?
正月(しょうがつ)
・1年の最初の月。一月(睦月)にあたる。
・新年を祝うめでたい期間。特に松の内の7日間。
年神を迎えて、豊作を祈る年初儀礼です。
正月に家々を訪れる神で、その年の豊作や幸福を司る。
床の間などに、鏡餅やお神酒を供えて祭る。
*毎年来る方角が異なり、万事に吉とされるのを、恵方(えほう)という。
松の内とは
門松(年神の依り代)を飾っておく1月7日頃まで
1月という意味もありますが、
新年を祝う期間をさすことが多いような気がしますね。
まとめ
今回は、クリスマスと年末年始のキーワードついて、見てきました。
元日と元旦、正月を、
無意識に使い分けていた人も多いのではないでしょうか。
何かと慌ただしい12月ですが、最後まで悔いのないように
駆け抜けていきましょう。
参考文献
・広辞苑第6版
・明鏡国語辞典
・類語例解辞典
・新漢語林
・ブリタニカ国際大百科事典
・百科事典マイペディア
・現代カタカナ辞典